ギャルゲー制作記② ~背景について~
こんにちは、たまご焼きです。
さて、今回は第二回。
ギャルゲーに欠かせない要素、『背景』について。
差分
まずはこちらのツイートを見てもらいましょう。
『Summer Pockets REFLECTION BLUE』 https://t.co/LIbxZS5ukT pic.twitter.com/UdDH5odFq5
— たまご焼き (@_comloid) 2021年6月8日
サマポケから久島鴎さんにご登場いただきました。かわいいね。
このスクリーンショットで説明すると、後ろに見える風景を「背景」、キャラクターの絵を「立ち絵」、その前にあるセリフやらコマンドボタンやらが置いてあるスペースを「メッセージウィンドウ」と言います。ちなみに座ってても立ち絵です。
でこの後ろの背景なんですが、耀く紺碧の空から分かるように、このシーンの時間帯は朝~昼頃であることが分かります。
では、夕方の場合はどうなるかというと……。
『Summer Pockets REFLECTION BLUE』 https://t.co/LIbxZS5ukT #サマポケ pic.twitter.com/G12lQ7oB26
— たまご焼き (@_comloid) 2021年6月8日
このように夕焼け色をしたものに変わります。
時間の差分背景があることによって、小説で言う「夕方になって……」みたいな、必要性の薄い状況説明を使わずに、この話がいつ、どこで行われているのかということが、背景から分かるということですね。まあ要る場面もそれはそれであるけどね。
とまあこんな感じで、背景は背景でも「差分のある背景」が重要であることがお分かりいただけたでしょうか。
作り方
先ほど紹介したサマポケのような普通のギャルゲでは、専門のスタッフさんが手がけることが多いそうですが、うちのサークルにそんな器用に絵が描ける人は残念ながらいません。
ではどうするかというと……。
写真の加工!……しかない訳ですよ、言っちゃうともう逃げですよ。
まずは元の画像を見てもらいましょう。
いつぞやに神戸で撮ったシャッシンです。多分緊急事態宣言下だったと思います。
この写真を……。
こんな感じで、某フリー画像編集ソフトで拡散(?)処理をして、すこしボカしたものを使う予定です。
で、時間差分画像はというと。
同じく某フリー画像編集ソフトを使い、時間に合った色のグラデーションを掛け、その上から光源を塗った後に、昼の画像と同じように拡散の処理をして、できあがり。
夕方の画像が夕方というよりセピア風になってしまったように見えますが、まあ地道に微調整していきます。
と、こんな感じで、背景の制作も頑張っています。
他にも……。
などを用意しています。多分使います。
いかがだったでしょうか。
ゲームが完成した暁には、ここに上げた背景画像がどのような場面で使われているのか、しっかり確かめてくださいね。
聖地巡礼は……まあ、迷惑にならん程度にね。うん。雑魚同人ゲームなんか誰も知らんしね。
ではまた。